超軽量・低線膨張の炭素繊維素材を使用した送電線で、省資源化・エネルギー効率の大幅改善に貢献
CFCC(炭素繊維複合材ケーブル)・電線用
東京製綱インターナショナル株式会社
超軽量かつ強い、錆びない炭素繊維をロープ状(ケーブル)に加工する技術を確立しました。架空送電線用電線の補強材に従来用いられている鋼線を炭素繊維ケーブルに変えることで、①自重の大幅低減による鉄塔間隔の拡張、②低サグ(たわみ)による鉄塔の高さ短縮、③送電の高効率・低ロス化によるエネルギー効率向上、④増容量化(電力需要増加にも電線の架け替えのみで対応可)、等を可能にしたことで、建設資材削減による資源利用効率向上、持続可能なエネルギー供給、高効率な都市・まちづくりの実現に貢献しています。