TOKYO ROPE RECRUITMENT 2022

生産技術

努力を重ねて、工場を牽引する存在へ。

入江 亮祐

RYOSUKE IRIE
DEPARTMENT :
鋼索鋼線事業部 土浦工場
製造部 製線課
JOINED YEAR :
2017年入社
EDUCATION :
理工学研究科 物質工学専攻 修了

入社理由

大学では「LSI配線中のCu粒界に及ぼす不純物の影響」をテーマに研究を行っていました。第一原理計算を用いて、Cuと不純物間のエネルギーを計算し、電気抵抗の高い元素を探究しました。原子レベルの解析や見えない原子間のエネルギーを計算していたため、成果物をイメージしながら研究するのが難しかったですが、刺激と発見に満ちた日々は楽しいものでした。就職活動では「社員の雰囲気」を重視しました。就職すると、ほとんどの場合そこで40年以上働きます。そのため自分に合うのかどうかを第一に考え、企業を探しました。説明会や工場見学で話した東京製綱の社員は気さくな方ばかりで、自分がここで働いているイメージが湧いたので入社を決意しました。入社後も当時抱いたイメージとのギャップはなく、働きやすい職場環境だと思っています。

仕事内容

私の所属する土浦工場製造部 製線課は、ワイヤロープ製造における上流の工程を担当しています。具体的には、入荷した原料に伸線・熱処理・めっき加工を施し、ストランドの素線をつくり、より線工程に渡すまでのさまざまな業務を担っています。その中で、生産管理とトラブル対処、そして製造工程の改善などが私のミッションです。日々、現場の作業者とコミュニケーションを取り合い、円滑な生産の実現を目指しています。ときには現場で作業服を汚しながら実験を行うことも。大学時代は基本的にパソコンを用いたシミュレーションがメインで、手を動かして実験を行うことがありませんでした。入社後は、実験方法や環境の違いに戸惑いを感じることもありましたが、今ではそれが面白さにつながっています。ワイヤロープという製品のダイナミックさを肌で感じる毎日です。

仕事のやりがい

2017年、土浦工場で新しい伸線機の導入プロジェクトが立ち上がりました。当時私は入社1年目で、プロジェクトの担当者を任されました。伸線機の構成は、もとからある程度決まっています。しかし、細かい仕様についてはメーカーとすり合わせて決めていくため、担当者の責任は大きいです。まだ右も左もよくわかっていない中、私は必死で作業内容を覚えながら、現場作業者と打ち合わせを重ねました。先輩をはじめ他部門の社員などにサポートしてもらいながら、約1年かけて導入は完了しました。大変でしたが、現在は従来の伸線機の3倍の生産能力で稼働しており、非常に達成感を感じています。私のみならず、東京製綱では若手の頃から責任のある仕事を任せてもらえます。プレッシャーもありますが、仕事の一つひとつがやりがいに満ちていると思っています。

これからの目標

目標は、工場を引っ張っていく存在になることです。そのためにまずは足元を固めるべく、ワイヤの知識を深めていきたいと思っています。幸いなことに、先輩や上司をはじめ、私の周りにいるのはワイヤのプロフェッショナルばかりです。そのような人たちに指導してもらい知識を吸収しながら、経験を積み重ねていきたいです。また、人口減少による働き手の減少や、機械の老朽化による設備の更新など、今後さまざまな環境の変化が訪れます。そうした変化に対応するために、知識や経験だけではなく柔軟性も身につけていきたいと思っています。