法面関連製品 アンカー
地盤や法面の形状、工法等にあわせて
豊富なバリエーションを取り揃えております。
エンジニアリング製品用 各種アンカー
- 地盤条件、荷重方向、許容荷重など、さまざまな施工条件に合わせて最適なアンカーを取り揃えています。
- 岩部用アンカー
TSKセメントアンカー、TSKイーアンカー - 土被部用アンカー
TSKブレイクアンカー、TSKピンポイントアンカー - 土砂部用アンカー
エフアールアンカー、ルートアンカー、
A型ロケットアンカー、土圧板付アンカー
セメントアンカー
- 落石対策工や雪崩防止施設の岩部用アンカーとして使用されています。
- 従来の先端クサビの抵抗によるアンカーと異なり、全面接着型のため均一な定着強度が発現し、高い信頼性を有します。
- 人力施工で(足場等が不要)アンカーの設置が可能です。
- 設計耐力25kN~84kN(長期荷重)まで各種アンカーをご用意しています。
エフアールアンカー
- エフアールアンカーはワイヤロープをアンカー体とし、地盤の状態(土質)に左右されずに高耐力を発揮する土砂部用アンカーです。注入材との間の許容付着応力と注入材・地盤間のアンカー周面摩擦抵抗により耐力を算出します。
- 設計耐力は最大190kNです。
ルートアンカー
- ルートアンカーは従来の土砂用アンカーよりも抵抗に関与する土量の範囲が広いため、高耐力を安定して発揮する土砂部用アンカーです。従来の土砂部用アンカーの荷重作用位置がアンカー上部なのに対し、ルートアンカーはアンカー下部に荷重作用位置を設けています。
- 設計耐力は80kNと105kNの2種類をご用意してます。
スウィングアンカー
- スウィングアンカーは表層部に筒状のスウィングを設置することで、あらゆる方向からの荷重に対しアンカーの変位を抑え、高耐力の確保を可能にした土砂部用アンカーです。
- 土砂部用、土被り部用の2種類をご用意しております。
- 設計耐力は土砂部用、土被り部用のそれぞれに25kN、35kNの2種類があります。
クロスウィングアンカー
- 従来、施工が難しかった礫混じり、樹木の根が張っている土壌にも施工することが可能です。
- クロスウィングがあらゆる方向からの荷重に対しアンカー変異を抑え、25~35kNの高耐力を確保しました。
- 小型、軽量の施工専用機により、短工期で施工することができます。
ロケットアンカー
- 落石対策工や雪崩防止施設の土砂部用アンカーとして使用されています。
- エア式打込機を用い、人力施工で(足場等が不要)アンカーの設置が可能です。
- 設計耐力25kN~80kNまで各種アンカーがあります。条件により過不足ない耐力のアンカーを使い分けられます。
ピンポイントアンカー
- アンカーをハンマービットにより掘削しながら打込むことで、周囲の地盤を壊さずに設置することができます。砂質土、粘性土、玉石礫混じり土、崖錐等あらゆる地盤に対応が可能で、従来の打込み型アンカーでは設置が難しかった場所へも施工することができます。
- 設置角度の調整を容易に行うことができるエアハンマーにより、アンカーをあらゆる角度で設置することができます。機材も軽量であることから、法面上での運搬、設置施工も容易に行うことができます。
ブレイクアンカー
- 土砂部用アンカーの弱点である引抜方向荷重に対応する信頼性の高いアンカーです。定着箇所の地盤を選ばず、想定外の崩落がおきても岩部用アンカーと同等の引抜抵抗を発揮します。
- 設置角度の調整を容易に行うことができるエアハンマーにより、アンカーをあらゆる角度で設置することができます。機材も軽量であることから、法面上での運搬、設置施工も容易に行うことができます。
- 下部材にはセメント系定着材を使用することにより低価格で施工することができます。
ノビットアンカー(北海道仕様)
- エアハンマー掘削機を使用した土砂部用アンカーです。
- アンカー本体を改良して従来の自穿孔式アンカーの先端ビット(超硬チップ)を無くし、めっき処理を可能にしました。よって、間詰め用のモルタル充填が不要です。
- 大口径ボーリングマシンの掘削ビットを応用して回転と打撃によって掘削するため、あらゆる地盤に対応できます。
- 水を使用しないので、現場斜面を傷めません。
- 打込み架台を斜面上で固定し、斜面360°方位に対して直角設置及び角度管理を可能にしました。
NETIS過去登録番号:HK-070003-VE
ツインズアンカー(北海道仕様)
- 断面強度の高い上部材の「引張抵抗」と、定着力に優れた下部材の「引抜抵抗」を兼ね備えた覆岩部用アンカーです。
- 露岩していても著しく風化している箇所や、土被りのある箇所などの表層部でも優れた耐力を発揮します。
- 上部材と下部材は球面座金による連結により、曲げ応力を伝達させない構造としました。
- 表層部を除去せずに施工が可能であるため、自然破壊を最小限にくい止め環境に配慮できます。
NETIS過去登録番号:HK-090016-A
プルストップシステム(北海道仕様)
- 水平方向耐力はそのままに、土砂部用アンカーの弱点である引抜方向荷重にも対応します。
- 想定外の崩落がおきても、岩部用アンカーと同様に引抜抵抗力が働きます。
- 土砂部、岩部、土砂被り部など幅広く対応します。
- 既設の土砂部用アンカーに、『あと施工』も可能です。施工後も水平方向の耐力に変わりはありません。
- 下部材にはセメント系定着材を使用することにより、低コストで施工することができます。
NETIS過去登録番号:HK-110033-A
イーグルノーズアンカー(北海道仕様)
- 特殊ビットを用いて岩盤を天然のサドル状に整形することにより、ワイヤロープの耐力を最大限に引き出します。
- 岩盤をR形状に整形することにより、岩盤用アンカーに作用するせん断方向への荷重を引抜方向に変えることができます。
- 引抜方向および引張方向の両方向の荷重に対して対応することができます。
- 規格が豊富にあり、荷重に合わせて最適な形状を選定することができます。
NETIS過去登録番号:HK-110035-A
ステルスアンカー(北海道仕様)
- 表層部が軟弱地盤であっても、アンカー体を地表より深く、N値が高い層へ設置することにより高耐力を発揮します。
- 従来より小さいアンカー規格・最小の設置本数で設計が可能となり、経済的です。
- 段切りを不要とし、アンカー頭部が突出しない構造は、様々な工法でも高い景観性(ステルス性)に配慮できます。
- 崩壊の危険性が低い地中にアンカーを設置することにより、豪雨などによる耐力低下が少なく、異常な気象条件における信頼性と安定性が向上しました。
I-LINE(アイライン)(北海道仕様)
- 規格が異なるアンカーを変位差調節機構を用いることにより、最大耐力を保ち連結することができます。
- 規格が異なるアンカーの組み合わせにより、耐力の最適化を図ることが可能なり、従来工法よりも経済的なアンカーを選択することができます。
- 従来の2本掛構造では経年劣化等による影響で滑車の機能が失われ、片効きによるアンカーの損傷が見られることがありましたが、I-LINE(アイライン)は直列によるダイレクト設置のため、この様な問題を解決することができます。
NETIS登録番号:HK-210003-A