法面関連製品 落石予防網
さまざまな落石パターンをデータ分析し、高い安全性を確保する落石対応製品を開発いたしました。
設置状況に合わせ豊富なラインナップを揃えています。
プラスネット・プラスネットハニー
- 主ロープで連結された4本のアンカーの中心に新たにアンカーを増設することにより各アンカーにかかる負荷を軽減、従来型予防工の2倍の強度を実現しました。
- 豊富な規格バリエーションを取り揃えており、施工場所に見合った型式を選定することができます。
- 引抜方向にも抵抗できるTSKブレイクアンカーを採用しました。
- エアパンチャーでは施工が困難であった地質でもエアハンマーを使用することにより問題なく施工が行えます。
- 優れた密着性(プラスネットハニー)
従来の金網構造を一新し、軽く強固なハニーネットを採用したことで密着性と施工性が向上しました。
NETIS登録番号:HK-150003-VR
ロープネット
- ワイヤロープを格子状に組み、斜面に点在する浮石・転石の初期始動を予防して現位置にて押え込む、発生源対策工です。
- 岩盤斜面、土砂斜面を問わず、広く対策工として使用可能です。
- 縦ロープ間隔2.0m、横ロープ間隔2.0mを標準としており、縦・横ロープ交差部にはアンカーを設けています。更に補強ロープを0.5m間隔で設けています。
- 立木の伐採を最小限に抑えて施工が可能なため、自然の美観を損なうことなく落石対策が可能です。
NETIS過去登録番号:SK-980038-V
マイティーネット
- 特殊金網(厚ネット)を法面に密着させ、斜面に点在する浮石・転石の初期始動を予防して現位置にて押え込む、発生源対策工です。
- 岩盤斜面、土砂斜面を問わず、広く対策工として使用できます。
- 縦ロープ間隔2.0m、横ロープ間隔2.0m(2×5型は5.0m)を標準としており、縦・横ロープ交差部にはアンカーを設けています。
- 土砂部の浸食を少なくすると共に、法面の安定および緑化促進にも優れています。客土・種子吹付工、モルタル・コンクリート吹付工等の下地材としても使用できます。
NETIS過去登録番号:KK-100030-VE
覆式ロックネット
- ワイヤロープと金網で構成されたネットで落石の危険性のある斜面を覆い、落石を安全に法尻まで導きます。
- 設計荷重は4.0m×10.0m=40.0m2当りの負担荷重で設計し、対応可能な落石質量は5~15kN/40m2程度です。
- 立ち木のほとんどない斜面や切土砂面などの凹凸の少ない斜面に向いています。
- 縦ロープ間隔4.0m、横ロープ間隔10.0mを標準としています。
- 軽量で安価な部材の使用により、施工が容易で経済的です。
ロープ掛工
- ワイヤロープにて斜面上にある大きな単体の岩塊の初期始動を防止して、現位置にて押え込む発生源対策工です。
- 設計は対象岩塊が落石となる際の荷重をワイヤロープで斜面に保持させる検討を行い、必要なロープ本数を設計します。
- 設置するロープ間隔、ロープ本数は対象岩塊により都度設計を行うため、標準仕様はありません。
- ロープネット等、他の発生源対策工との併用も可能です。