アクリル止水パネル
開放感を保ったまま高潮・洪水対策を実現
近年、台風やゲリラ豪雨による高潮や洪水の被害が増加し、防災対策として背丈の高い護岸壁の設置が増えています。
アクリル止水パネルを使用した護岸壁は従来のコンクリート壁のような圧迫感が少なく、周囲の景観を損わずに設置することができます。河川や海の状態を確認できることから周辺住民の安全確保にも寄与します。
また、加工が容易で、大型パネルも製作できることから設置場所の状況にあわせ最適な止水対策ができます。防潮堤などにも使用できる100mm厚のパネルも製作可能です。
長期の使用を可能にする優れた強度と耐候性
ポリカーボネートに比べ、引張強度や曲げ強度などの機械的特性が優れています。また半永久材といわれるほどの抜群の耐候性を誇り、機械的特性の低下率はわずか0.5%/年程度、透明度は、10年経過しても初期値の96〜98%の高い水準で透明性が保持されます。そのため耐用年数が非常に長く、結果、経済性の面でもたいへん有利となります。
ナイロンコード入アクリル止水パネル
漂流物などによって、衝撃を受けた場合、ナイロンコードがアクリルパネルの破損を防止します。万一、破損した場合でも、破片はほとんど飛散しません。
また、ナイロンコードによりパネルを識別しやすくなり、鳥などの衝突防止効果も期待できます。
フレーム付アクリル止水パネル
製造時に防水処理を施したフレーム一体型のアクリルパネルです。キズ、破損を心配することなく安全にパネルを運搬することができ、ボルトで固定するだけで施工も容易に行えます。
メンテナンスが簡単、リサイクル処理も容易
パネル表面はガラスと同様に平滑なので、埃などが付着しにくく、雨水が汚れを流してくれるためメンテナンスのスリム化が図れます。アクリル透光パネルは耐候性が優れているため、基本的に表面処理をしておらず、傷取り補修において洗浄や研磨が可能です。また、原料が1種類であることからリサイクルも容易です。