索道用ワイヤロープ
索道の歴史は極めて古く、わが国においては約600年前より飛騨の籠渡し、信州木曽、大和、吉野山、紀州等の野猿渡し、四国の綱渡り等が山間僻地、とくに一般の人が歩行し得ない断崖絶壁の地の交通機関として使用されていたようです。また、中国、インドにおいては、すでに約1000年前より索道によって物資を運搬していたとの記録が残っています。
現在、わが国の索道事業は、山間部における観光客やスキー客の足として、多くの人々に利用される運輸事業です。東京製綱は、索道設備において使用されるワイヤロープを数多くの企業へ供給しています。
用途別ワイヤロープ仕様
ロープウェイ用
支索
ロックドコイルロープ
曳索・平衡索
6×Fi(25)
6×WS(26)
6×P・WS(26)
ゴンドラリフト用
支曳索
6×WS(26)
6×WS(36)
6×P・WS(36)
ケーブルカー用
巻上索
6×F[(3×2+3)+12]
6×F[(3×2+3)+12+15]
6×P・S(19)